今年も暖冬になりそうですが、朝晩は冷え込む日も出てきましたね。こうなってくると少しずつみかんの着色が始まってきます。
冒頭の早生みかんの写真を見ても、今年は意外と着色が早いように感じています
いよいよみかんシーズン到来!
いつもの蔵出しみかん日記の前に毎年恒例の今年のみかんの出来(2026)を気候の面から振り返ってみたいと思います!
今年のみかんの出来は!?
休眠期(1~2月)
今年(2026年)の冬は例年よりもやや冷え込みましたが、強烈な寒波はなく、落葉などは少ない落ち着いた年明けを迎えました

発芽期(3~4月)
3月はおおよそ平年並みの気温で、冬の寒さがやや影響し発芽はやや遅め。降水量はやや少なめとなりました。

開花期(5月上旬)
今年(2025年)の満開日は5月15日頃。春は温暖化の影響は受けず、平年並みの開花となりました。和歌山県は今年やや裏年で花の量は少なめ。愛媛や九州は表年となっています。みかんは表年裏年を繰り返すので、昨年と正反対ですね。

生理落果期(5月中旬~6月下旬)
和歌山県の気温は平均より高めで推移。特に6月下旬から一気に暑くなりました。それが要因で生理落果も増えたように思います。雨量も前半は多めの梅雨となりました。この時期に雨がたくさん降ること自体はいいことで、みかんの初期肥大が進んだように思います

果実肥大期(7月~8月)
7月以降は美味しいみかん作りのためには乾燥が必要な時期。今年は夏場は例年以上の高温乾燥が続きました。7/6~9/2までほぼほぼ無降雨(現実は10mm程度)。1ヶ月半ずっとかん水に追われました。美味しいみかんができる素地がしっかり出来上がったことは間違いないですが、古い木は結構枯れてしまいましたね汗。

こちら晩生品種の9月頭の糖度。雨が極端に少なく、糖高、酸高、小玉傾向が顕著になっていました

果実成熟期(9~10月)
9月以降も乾燥が必要な時期。ですが9月も10月も300mmを超えるような雨が降りました。品種によっては割れ果も発生。どうなるかなと思いましたが、案外そこそこの割れ果ですみました。

またこの大雨により肥大が促進。極早生までは小玉傾向でしたが、早生以降はしっかりと肥大が進みました。
気になる糖度は・・・
下がり切ることはなくある程度のところで落ち着いています

みかんは11度を超えると十分美味しいみかんですので、雨が入り肥大が進んでバランスが取れたという感じですね!
後から紹介しますが、マルチの園地はしっかりと糖度も上がっていますのでお楽しみに♪
収穫期(11月~12月)
今後は気温は平均より高めという予想となっています。エルニーニョの影響みたいですね。案外着色は進んでいます。果実品質も平均よりいい状態ですので今後乾燥が続けば、さらに糖度はぐっと上がっておいしくなると思います。今後の乾燥にさらに期待です。

貯蔵のことを考えると早めに気温下がってほしいですねー
和歌山の今年のみかんの出来まとめ
夏場にめちゃくちゃ乾燥し、今年のみかんはどうなってしまうんだ!?という不安もありましたが、そのあと雨が降り、樹勢も回復。ざっくり以下のような状態です
- みかんの量:全国的にはやや少なめ(和歌山やや多め、九州、愛媛やや少なめ、静岡やや多め)
- 果実の大きさ:平年並み
- 糖度:平年より高め
今年は昨年よりはややみかん少なめの予想。
品質は夏場の乾燥により平年よりも美味しいみかんに仕上がっています。ぜひ今年のみかんご期待ください
あとはさらなる冬場の乾燥があればよりおいしく仕上がります。皆さんも最後の一押し、祈ってください。これからみかんシーズン頑張っていきます!
※当まとめはもちろん全体的なお話で、畑や地域、栽培環境によって差はありますので予めご了承下さい。
では、今月もみかんの栽培風景やみかんの木の様子をお届けしていこうと思います。
栽培日記スタートです(*’▽’)
みかんの生育
みかんの木の様子
こちらが11月頭の木の様子。

よくなっている木はしっかりと着色が進んでいます。
樹勢が強くなりすぎていますが、よく成った木に関してはバランスがとれたように思います
ちょっと近づいてみると、、、

こちらの木は着果量もあり、夏場の水分ストレスも効いていい状態になっています
場所によってはめちゃめちゃいい感じの菊みかんにもなっていますね

みかんの品質
さて、大きさを測ってみると・・・

こちらの実は6.1cm
いい感じにMサイズに仕上がりました♪
さらに半分に割ってみると・・・

中身が完熟してきているのも良くわかるかなと思います♪
糖酸検査の結果はこんな感じ

想像以上の高糖度が出ました。
マルチの畑は夏場の乾燥もあってものすごく糖度が上がってますね
秋雨が多く、結構心配だったのですが、この数字を見て、今年めちゃめちゃ楽しみになりました。ぜひ皆さんお楽しみに♪
みかんの栽培の様子
昨月は袋掛け、極早生品種の収穫出荷、を行いました!
今月の主役は藤原本人でお送りします!
袋掛け
雑柑類は春先まで木に成らせておくので鳥対策が重要。
清見やセミノール、不知火に袋掛けを行いました
こちらは不知火の様子

ひとつひとつ袋をかけて、出来上がり!

春カンキツには手間がかかってます!
その分樹上完熟させて美味しいカンキツが出来ますのでお楽しみに!
極早生品種の収穫出荷
秋みかんがシーズンを迎えましたので極早生品種の収穫、出荷も行いました
ゆら早生、今年は小玉になってしまいましたが糖度はすごく高くなりました

そちらのみかんを収穫していきます

そのみかんは1件1件大切に出荷しました。
就農してからYN26やゆら早生を植え、少しずつ出荷量が増えてきました!
来年もたくさんお届けできると思いますのでお楽しみに!
防風ネットの設置
今年、新品種あおさんを植えた畑に防風ネットを設置してもらいました
こちらがBEFORE
海が見えるすごく風の吹く畑です

そしてこちらがAFTER

数年後、あおさんがとれるようになるのが楽しみです♪
溝掃除
月末に1日に100mmを超えるような強烈な雨が降り・・・

こんな感じで溝が埋まってしまいました(^^;
もちろんこのままにはしておけないので溝掃除

ある程度きれいになりました
いやぁなかなか大変でした。
多少の被害はありましたが、ある程度の所で止まってくれてよかったよかった。

10月は想定外の雨もあり、畑的な意味でも品質的な意味でも心配事が多い1ヶ月となりましたが、最後の果汁検査で高品質な結果が出て安心しています。これから収穫出荷時期本番!ぜひ皆さん今年のみかんご期待ください♪
藤原農園ニュース
最後に今月の藤原農園NEWS♪
1、今年もみかん祭りに参加してきました
毎年地元下津町の橘本神社で行われるみかん祭りに今年も参加してきました
左に奉納しているのがうちのみかんです

今から2000年以上も前に初めて日本にみかんを持ち込んだとされる田道間守公が祀られている歴史ある神社でのお祭り。
最後には盛大にもちほりも行われ盛り上がりました♪

2、蔵出しみかんゼリーが海南こだわりブランドに認定されました!
海南商工会議所さんにて、蔵出しみかんゼリーを海南こだわりブランドに認定頂きました。

メインは生果ですが、加工のみかんは必ず出てしますので、そこに付加価値を。というわけでこちらも頑張っていきます。
最後にお知らせ~冬みかん販売中!
いよいよ本格的なみかんシーズンに突入します♪
みかんといったらやっぱりこれ
いよいよ冬みかんスタートです!
ぜひ今年のみかんもお楽しみ下さいませ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。