こんにちは。
蔵出しみかんの藤原農園、藤原です。
いよいよ7月、農作業が大変な夏がやってきました!
例年であればこれから暑くなっていくところですが、今年は梅雨明けが早く、異常な暑さも襲来し、6月末の作業はなかなか大変でした(;’∀’)
そして本来は水の必要なこの時期の乾燥は、みかんにとっても非常に大きな負担となるので心配していましたが・・・
ちょうど今7月4日、5日と恵みの雨が降っており、一安心しています。
みかんの木も元気を取り戻してきました♪
というわけで今月もみかんの栽培風景やみかんの木の様子をお届けしていこうと思います。
旬の時期には追ってきたみかんの販売もありますのでお楽しみに♪
ではでは、栽培日記スタートです(*’▽’)
みかんの生育
前回のみかんの木から1か月が経過しましたが・・・
この時期になると遠くから見るとそれほど大きな変化はありませんね!
※黒い支柱が打たれていますが、それはまた後程解説します♪
ただ近づいてみると・・・
前回よりもかなりみかんが大きくなりました!
測ってみると・・
3.0cm。前回の倍以上の大きさになっています♪
一方で地面を見てみると・・・
2次生理落果したみかんが!
拾い上げてみるとこんな感じです
さて、ここで問題です!
1次生理落果と2次生理落果は見た目ですぐにわかる違いがあります!
その違いは何でしょう??
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熱心に栽培日記を見てくださっている方なら分かりますよね(*’▽’)
ヒントはこちらの先月の写真。
こちらが1次生理落果したみかんの様子。
見比べると違いが分かると思います♪
そう、正解は がくの部分がついているかついていないかの違い になります。
みかんがついている量にもよりますが、1次生理落果で半分以上、2次生理落果でその半分ぐらいのみかんが落ちていきます。
すさまじい生存競争ですね(;’∀’)
そんな生存競争を経て、無事に生き残ったのがこのみかんになります♪
6月末で生理落果は終了となりますので、このみかんが自然に落ちてしまうことはもうありません。
荒波を乗り越え、これから成長していくみかん君たちが楽しみですね♪
みかんの栽培
さて、続いて先月のおいしいみかん作りのための作業も紹介したいと思います!
昨月は引き続き病害虫防除に灌水、そして夏肥や草管理や支柱打ちを行いました♪
夏肥
みかんに夏肥を与えるかどうか?は実は賛否が分かれる所なのですが、木を元気にしてあとから追い込みをかけられるように、夏肥を与えました!
今まで夏肥はそれほどやっていなかったのですが、知り合いの篤農家さんに教えてもらい、有機100%のいい肥料をあげることにしました!
元気に育つように良いご飯をご馳走しましたという感じです♪
夏肥は肥料成分が遅れて効いてしまうと品質が低下するので雨前にささっと施肥しました。
病害虫防除
5月は防除ラッシュでしたが、6月は基本的な防除を1回行いました。
昨月と同じようにタンクを積んできて、
ホースを繋いで、木へ発射!
梅雨時期はみかんの代表的な病気で雨を通じて感染する、黒点病の対策が超重要。
無事防除完了しました♪
かん水(水やり)
さらに今月もかん水(水やり)を行いました
梅雨時期はちゃんと雨が降ればそれほど灌水しなくてもいいんですが、6月後半に梅雨明けしてしまったこともあり、しっかりとかん水。
7月からは水分ストレスをかけるので、今月は木をしっかり元気な状態に持っていくための準備中です♪
草管理
春以降はみかん畑からどんどん草が伸びてきます。
農業は実は草との戦いともいわれたりするのですが、しっかりとやっつけました
草が生えると草に肥料成分が奪われたり、草から害虫が寄ってきたりといいことないのですが、しっかりやっつけたのでばっちりです♪
支柱打ち
そして、先の作業に備えて支柱を打ちました
こんな鉄柱を
こういった鉄柱打ちの道具を使って
木の中央に打ち付け
ばっちり完成!
これからみかんの実が大きくなってくると、重みで枝が垂れ下がってきます。
枝が地面に擦れたり、枝が折れたりしないように、この支柱を使って枝釣りをする予定です♪
その作業はまた8月ぐらいになるのでお楽しみに♪
6月は決まった作業はそれほどない分、いろんな準備を進めることができました。
こんな感じで、毎月みかんの木の様子と作業の様子をお伝えしながら、冬にこの畑のみかんを販売したいなぁと思っておりますのでお楽しみに♪
最後にお知らせ
蔵出しみかんの藤原農園では収穫、貯蔵したカンキツを引き続き販売中!
今のおすすめは甘夏♪
夏らしいすっきりとした味わいが夏にはたまりません♪
ぜひお召し上がりくださいませ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。