こんにちは。
蔵出しみかんの藤原農園、藤原です。
5月になり、非常に温かくなってきましたね!みかんの芽や花も動き始めました。
みかんは5月に花が咲き、その花の中から実が出てきて、その実が大きくなり、冬になると着色して完熟を迎えます。
せっかくならばその成長を知ってもらえば、よりおいしく、より安心してみかんを食べてもらえるんじゃないか!?そんな想いで今月からみかんの栽培風景やみかんの木の様子をお届けしていこうと思います。
そして、旬の時期にはその追ってきたみかんを販売しますのでお楽しみに♪
ではでは、栽培日記スタートです♪
栽培日記で追っていくのはこの畑!
植付5年目の早生みかんです!
昨年は 初成りみかん として販売させていただいたみかん。
今年からいよいよ本格的に味を求めたおいしいみかん作りに取り組みます♪
さてまずは今のみかんの木の様子について見ていきましょう!
みかんの生育
木に白いものがついているの、分かりますでしょうか?
こちらがみかんの花!(ちなみに黄緑色のものは新芽)
近づいてみると・・・
みかんの花が咲いていますね♪
5月5日で8分咲きぐらい。
今年は平年通り5月10日ぐらいの開花となりそうで、安心しました♪
この時期になると和歌山県海南市下津町にはみかんのあま~い香りが漂います。
もし近くに来られる方がいれば、ぜひ楽しんでみてください♪
これから花びらが落ちてオレンジ色の〇で囲んだ部分から小さなかわいい実が現れます。
今も少しだけ緑の部分が見えていますね♪これからの成長もお楽しみに♪
みかんの栽培
さて、続いて先月のおいしいみかん作りのための作業も紹介したいと思います!
昨月は主に剪定と肥料やり、そして灌水チューブの設置を行いました♪
剪定
まずみかんの剪定は樹形を整えるのと、翌年のための芽を出すための目的で行います。
みかんの木は新芽が出てすぐに花をつけるわけではなく、芽が出たその次の年に花をつけます。そのための予備枝の確保を行います。
こんな感じに坊主枝にしてあげると・・・
うまくいけばこんな感じで新しい芽が出てきます。
この枝は上向きの枝なので骨格作りのための枝ですが、横向きの枝もいくつかやってあげることで来年への備えになります。
でも思った通りに行かないことも多く、剪定って難しい(;’∀’)
まだまだ勉強中です!
あとは骨格作りです!
最初は下の方の枝も光合成のために残しているのですが、5年目ぐらいになると邪魔になってくる(実がついても地面に擦ってしまうし、肥料や除草作業もやりづらい)ので落としてあげました。
とはいえ、まだまだ小木なのでそんなに大きくは切らず終了!
ビフォーアフターの写真を撮り忘れてしまいました(;^ω^)
春肥
続いて肥料やり。
2反(だいたい100×20mぐらいの広さ)に20kgの肥料を12袋ほど、まいていきます。
240kgまきました!
ちなみに藤原農園全体ではその15倍ぐらいの面積があるので、4t分ぐらいの肥料をまくことになります。
大変ですがそのあとのビールがうまいので、楽しい作業です(^^)
この肥料でみかんはしっかり成長してくれるはずです♪
灌水チューブの設置
みかん作りに水管理は超重要。
ほとんどの畑は雨に頼っているのですが、この畑はおいしいみかん作りを徹底するために、灌水チューブを設置して、自由に水やりができるようにしてみようと思います
配管するための穴を掘り、
配管を通して、
配管を埋めて
灌水チューブをつけて
基地を作って完成!
いやぁ、丸5日ほどかかって大変でした(;’∀’)
ただこれで好きな時に水やりができるので非常に楽しみです♪
こんな感じで、毎月みかんの木の様子と作業の様子をお伝えしながら、冬にこの畑のみかんを販売したいなぁと思っておりますのでお楽しみに♪
最後にお知らせ
藤原農園では収穫、貯蔵したカンキツを引き続き販売中!
今のおすすめは清見です♪
暖かい中食べるカンキツは最高です!
ぜひお召し上がりくださいませ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。